概要
年収
株式会社釜鶴の会社概要
会社名
株式会社釜鶴
所在地
静岡県熱海市銀座町10-18
事業内容
■釜鶴の歴史: ・「釜鳴屋平七」 ・安政四年(1857) まぐろ網利権の事で、網元と漁民の間に争いが起こり、重税に苦しむ漁民の為に、網元であるにもかかわらず、時の代官、江川太郎佐衛門へ直訴に及び、ただ一人首謀者として捕らえられ、五年間の入牢の末、 八丈遠島の途中、伊豆大島にて絶命しました。釜鳴屋平七の三男鶴吉は、当店「釜鶴」を興し、 今日まで親子五代の永きにわたりご愛顧をいただいております。平七の心を味に…熱海の老舗としての歴史を大切に、真心こめた「干物」を、皆様に安心してご賞味いただけるよう努めてまいります。 ■釜鶴のこだわり: ・ひもの専門店: ・「干物ならスーパーや魚屋さんでも売ってるよ」と言われるかもしれません。でも、スーパーでは安定して提供するため、原材料は冷凍が多く、鮮魚店は、刺身優先で、その後干物として仕上げている物が多いのです。でも、それだけじゃないんです、釜鶴のこだわり。熱海には干物屋がたくさんあります。でも、作って売っているお店は非常に少なくなってしまいました。熱海土産といえば干物というくらい、昔から干物の販売には強い熱海ですが、海と山に囲まれ、平地面積が少ない熱海は、平地の大半が旅館ホテルとなり製造工場を持てないため、外部生産力となる、沼津、伊東、小田原の製造メーカーより仕入れて販売する店が多いのです。釜鶴は、本店に自社製造所があり、仕入れから製造、販売まで自社で行っています。すぐに召し上がりたい方は、飲食店もございます。 ■仕入れ: ・仕入れのこだわりは、何と言っても鮮度。毎朝市場で仕入れる魚のほとんどは、駿河湾、相模湾で獲れた地物です。鮮魚を仕入れ、その日のうちに干物に仕上げます。日々の中で、季節感を大事にし、旬を意識しています。 ■製造: ・朝、市場で仕入れた魚を、160年の伝統を受け継ぐ職人が一枚一枚手開きし、日本名水100選にも選ばれている柿田川の名水で洗い、約12%前後の天日塩の塩水(海水が約5%)につけた後再洗浄、約2~3時間乾燥機で干します。仕上がりの塩分濃度は1.0%前後のうす塩です。ちなみに、塩が利いているなと感じるのが1.6%くらい。0.5%を下回ると生の魚と同じで、干物としての旨みが感じられません。
従業員数
48名
資本金
10百万円