コネクティッド化が進むトラックを、物理的な盗難や遠隔制御などのサイバーアタックから守るための車両セキュリティ開発を担当します。UN-R155認証取得を見据え、軽減策の戦略立案や監視ソリューションの実装といった中核業務を担っていただきます。 ≪具体的な仕事内容≫ ‐ サイバー攻撃に対する軽減策を車両に実装するための戦略立案と実施 ‐ データフォレンジックを目的としたE2Eレベルでの監視ソリューションの設計・実装 ‐ ECU設計者やテストチームへのセキュリティに関するコンサルティング及びサポート ‐ 次期サイバーセキュリティエンジニアの人材育成、最新技術の研究 ‐ ISO 21434、UN-R155などの国際的なセキュリティ企画への対応 など トラックはサイバー攻撃の脅威に晒されやすく、当社でのセキュリティ開発は「物流や社会インフラを守る」という高い使命感に繋がります。また、製造業でありながら、企画から販売まで幅広いビジネスをカバーするOEMの立場で、スタートからエンドまで幅広い領域を担当することで、自分が成し遂げたという成果実感を強く得られます。OEMとして、新しい価値創造に直接関わり、キャリアの幅を大きく広げることが可能です。 （変更の範囲）上記を除く当社関連業務 【手がける商品・サービス】 当社は世界170以上の市場に販売展開しており、ふそうブランドでダイムラートラックの販売台数の約40％を占める中核企業です。 手掛ける商品・サービスは、世界中の物流を支える商用車と関連技術です。 ・トラック（小型・中型・大型） ・バス（路線バス・観光バス） ・産業エンジンなどの開発、設計、製造、売買、輸出入、その他取引業 当部門は、サイバーセキュリティ、故障診断、機能安全、コネクティビティを扱うチームで構成され、ダイナミックで協力的な環境です。 日々の業務では、国際的な車両セキュリティ規格であるISO 21434やUN-R155に準拠した、最新のサイバーセキュリティ戦略立案やE2E監視ソリューションの実装に携わります。 組織はフラットであり、上の職階層のメンバーとも気軽に話したり提案したりできる環境です。 また、社員の能力や成長度合いに応じてマネージャーが積極的に業務を委譲するカルチャーがあり、入社から3か月程度で独り立ちできた事例もあります。 経験豊富なエキスパートやマネージャーから指導を受けられる体制が整っており、自ら企画リードとしてプロジェクトを推進することで、専門性の高い技術と知識を早期に身につけられる業務環境です。 <注目ポイント1> 変革期にあるOEMで価値創造を主導 三菱ふそうは、日野自動車との経営統合（HD化）を控えた変革期にあります。これは、親会社（ダイムラートラック）依存のシステムから、自社にフィットしたシステムを自分たちの手で設計・立ち上げ・運用する、一生に一度あるかないかのチャンスです。 OEM（完成車メーカー）であるため、企画・開発から販売まで一貫して手掛け、幅広いビジネスキャリアを築く機会があります。OEMとして、単なる部品レベルではなく、車両全体およびシステム全体のE2Eのセキュリティ戦略を主導できます。 また、トラックは高価なため狙われやすく、そのセキュリティ開発は物流システム全体を守るという社会的使命を伴います。自分のアイデアを形にし、日本の物流および世界のビジネスの根幹を支えるという、他に類を見ない達成感を味わえます。 <注目ポイント2> コアタイムなしのフルフレックスと成長支援 働き方の柔軟性は、当社の大きな魅力の一つです。コアタイムなしのフルフレックス制度をコロナ以前から導入しており、自分の生活リズムや業務内容に合わせて柔軟に勤務時間を調整できます。 リモートワーク（在宅勤務）が中心となっており、ほとんどの社員が在宅で勤務しています。これは、時差のあるグローバルなチーム（ドイツやインドなど）との連携が多い開発部門において、効率的に業務を進めるための文化として根付いています。 さらに、キャリア成長に対する支援も手厚く、プロアクティブな姿勢があれば、数十万円規模の外部トレーニングや研修も会社がサポートする体制があります。 【入社後の成長サポート】 入社後は、整備されたマニュアルや教育資料、そして社内のエキスパートによるOJTを通じて、専門知識のキャッチアップを支援します。本人の成長意欲を最重要視しており、プロアクティブに「学びたい」という姿勢があれば、費用がかかる外部トレーニングや研修であっても、内容や必要性に応じて会社が全面的にサポートする強力な支援体制が整っています。 また、マネージャーが能力に応じて積極的に権限を委譲する文化があり、早期にプロジェクトのリードを任されることで、実践を通して専門技術を垂直立ち上げで身につけることが可能です。