航空機に乗るお客様の手荷物を管理する設備。 その点検・整備を通し、安心・安全な空の旅を支えます。 ＜関わる設備＞ チェックインカウンターでお預かりした手荷物がベルトコンベアで裏に流れていく様子を見たことはありませんか。 そこから航空機に積み込まれるまでに欠かせない設備です。 ◆搬送機器（便ごとに仕分けたり次の工程に送ったりする機械） ◆検査機器（X線で調べて危険物がないかなどを検査する機械） ＜主な仕事＞ 「仕分けが止まっていないか」「金属探知は正常か」などの動きを日々チェックします。また、機器の故障を未然に防げるように定期的にメンテナンスも。夜間には、機器を分解して各部品を確認し、劣化した部品があれば交換するなどの作業を行います。 ＜仕事のポイント＞ 正常な検査機器で、空を旅する何百万人もの安全を守る 羽田空港だけでも航空旅客数は約680万人（2023年）にものぼります。それだけの人数を運んだいずれの航空機でもテロなどは起きていません。安全な空の旅を守る欠かせない1人が検査機器をメンテナンスするスタッフ。機器の正常な稼働で、危険物が航空機に入り込まないようにしています。 正常な搬送機器で、日本が世界に誇る「定刻フライト」を支える 世界では航空機の遅延が珍しくないことをご存知でしょうか。それだけに、日本で当たり前な「定刻フライト」は世界最高峰のサービス品質と言われているほど。その実現は、お客様の手荷物が搭乗便に時間通り正しく積み込まれてこそ可能です。搬送機器を正常に稼働させるメンテナンスなくしてできません。 離陸する航空機の姿に達成感がこみ上げる 点検する作業場は、これから空へ飛び立つ航空機が視界に入る場所。定刻通りに搭乗口から滑走路に向かう航空機を見るたび、任務を遂行できていることを感じられます。