募集
概要
医療業界の真の課題に答えを出す 社会貢献を実感しながら成長・活躍したい方募集
富士フイルムは、「銀塩写真」で培った様々な技術力を生かし、幅広い事業を行っています。 事業セグメントを「ヘルスケア」「エレクトロニクス」「イメージング」「ビジネスイノベーション」の4つに再編し、さまざまな国と地域で事業を展開、オープン・フェア・クリアを大切にする風土のもと、社会課題を解決し、変化を作り出す企業として世界を舞台に挑戦し続けています。 メディカルシステム事業は、創業間もない1936年にX線フィルムを発売して以来、ヘルスケアビジネスを長年牽引してきました。独自の画像処理技術などを駆使して、X線画像診断、CT、MRI、内視鏡、超音波診断、体外診断(IVD)、医療ITソリューションなど、幅広い医療機器やサービスを手掛けています。開発センターと事業部が一体となり、顧客から直接ニーズを汲み取り製品開発に生かしています。富士フイルムの特長は、長年にわたり医用画像と向き合い蓄積された、画像処理技術と独自のAI技術を有していることです。画像診断関連機器では、かなり広く・深くソリューションを展開し、競合の中でもこうした製品ポートフォリオを持っていることが強みです。
仕事内容
具体的な仕事内容 メディカルシステム(X線画像診断システム、マンモグラフィ、CT/MRIシステム、内視鏡システム、超音波診断装置、体外診断装置(IVD)、医療ITソリューション)の設計開発をお任せします。 <職務内容> 1.メカ設計 筐体設計、機構設計、メカトロ設計、熱流体設計、精密加工部品設計、光学設計など 2.エレキ設計 デジタル/アナログ回路設計、信号処理、FPGA設計、センサー開発、EMC評価など 3.ソフトウエア設計 組込ソフトウエア、ファームウエア、プラットフォーム開発、AIを用いた読影ワークフローシステム開発、医用3次元画超高速表示システム、手術シミュレーションなど ■開発イメージ メディカルシステムの商品化開発は、開発製品ごとのプロジェクトを基本とし、メカ、エレキ、ソフトウエア、場合によっては生産技術他の各技術領域の設計者が集まったチームで開発を推進しています。技術者が直接、顧客である医師や技師の方々の声を聞いて開発にフィードバックし、システム全体としての付加価値を創出する製品作りを目指しています。そのために自身の技術の軸を基に、その周辺から新しい技術領域へ幅を広げる挑戦をしています。 チーム/組織構成 <メディカルシステム開発の概要> ■メカ設計 機械設計の特徴は、人体への影響を考慮した設計が必要とされ、特に装置の動く部分には精緻な繊細な制御が求められる点にあります。機械工学の力学知識と構造設計、材料設計、メカトロニクスの技術などを駆使して実現していきます。 ■エレキ設計 電気設計の特徴は、医師や技師が診断結果をリアルタイムで得るために、「センシング→信号処理→高速データ処理→画像表示」の実現が必須であり、そのためのアナログ/デジタル回路設計やFPGA設計などを行います。 ■ソフトウエア設計 ソフトウエア開発は、医師や技師が使いやすいシステムを実現するための各装置を制御する組込ソフトウエア開発、セキュリティの実現や主にクラウドシステムを活用したワークフローの中で提供する画像処理アプリケーションの開発などを行います。
働き方
勤務地
メディカルシステム開発センター <宮台> X線画像診断システム (一般X線機器、マンモグラフィ装置など)、内視鏡システム、体外診断装置(IVD) <柏> CT/MRIシステム <国分寺> 超音波診断装置 <南青山> 医療ITソリューション
雇用形態
正社員
給与
月給30万円〜45万円 ※経験・能力を考慮の上、当社規定により決定
入社時の想定年収
600~1000 万円
勤務時間
宮台 8:20〜16:45(所定労働時間7時間40分 休憩45分) ※フレックスタイム制あり(1日の標準労働時間7時間40分、コアタイム10:20〜14:45、フレキシブルタイムなし) 柏/国分寺/南青山 9:00〜17:40(所定労働時間7時間40分 休憩60分) ※フレックスタイム制あり(1日の標準労働時間7時間40分、コアタイム10:30〜15:10、フレキシブルタイムなし)
休日
■アクティブライフ休暇制度 ■ボランティア休業制度 ■看護休暇制度
特徴
待遇・福利厚生
【制度】 ■社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) ■共済会制度 ■税制優遇制度(財形貯蓄、持株会) ■住宅融資制度 ■短時間勤務制度 ■結婚・出産祝い金 など 【施設】 社宅、独身寮 など 【各種手当】 ■世帯手当 ■早出残業手当 ■休日出勤手当 ■交通費補助手当 ■新幹線通勤補助手当 ■転勤別居手当 ■帰宅交通費 ほか 【+STORY プラスストーリー —変化を成長のチャンスにー】 富士フイルムでは、「キャリア」に代わる言葉として、「+STORY」という言葉を使っています。人の経験に無駄なものは一つもなく、仕事に取り組む中で出会うやりがいや喜び、悔しさといった感情や、様々な人との出会いなど、全ての経験が成長の糧となって「今」に繋がっています。さまざまなストーリーがどんどんプラスされていくことで、その人の「+STORY」ができ上がっていくと考え、様々なサポートをしています。 ◎+STORY対話 ◎+STORY LIVE ◎+STORYチャレンジ制度 ◎+STORYアカデミー
選考について
対象となる方
【必須条件】 1.メカ設計 機械工学全般の知識を有し、電機/精密機器メーカー等にて機械設計の実務経験を有する 2.エレキ設計 デジタル/アナログ回路、信号処理、メカトロニクス、FPGA設計、デバイスの設計・開発・評価の実務経験がある 3.ソフトウエア開発 C/C++/C#/JavaScript等のプログラミング経験、商用システム開発の経験がある 【望ましい経験や能力】 ・商品化開発の経験がある ・海外サプライヤとの技術交渉や調達交渉の実務経験がある
会社概要
会社名
富士フイルム株式会社
所在地
東京都港区赤坂9-7-3 ミッドタウン・ウェスト
代表者役職
代表取締役社長・CEO
代表者
後藤 禎一
事業内容
■企業理念: 「わたしたちは、先進・独自の技術をもって、最高品質の商品やサービスを提供する事により、社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進、環境保持に貢献し、人々のクォリティオブライフのさらなる向上に寄与します」この企業理念の下、従来規定していた「映像と情報」の範疇を超えて「世界中の人々が、物質面だけではなく、精神面の豊かさや充実感・満足感を持ちながら、人生を過ごしていける」社会の実現に大きく寄与していくことを目指しています。
従業員数
38,207名
資本金
40,000百万円
売上高
2,859,041百万円
インタビュー
ITやAIを活用して、医療現場に新しい価値創出を目指す
メディカルシステム事業には、X線診断システム、CT/MRI、電子内視鏡、超音波診断装置など、「医療診断機器で提供できないものはない」と言い切れるほど充実した製品ラインアップがあります。それら医療診断機器に、高度な画像処理・ソフトウエア技術、当社のAI技術ブランド「REiLI(怜悧)」など、最先端のITテクノロジーを融合することで、AIやIoTを使った診断支援、病院内のワークフローの改善など、医療現場に新しい価値を生み出すことを目指して事業を展開しています。 技術者自らが医療現場に足を運び、直接声を聞き、製品設計に生かしている開発スタイルが医療現場に新しい価値を届けていると感じました。
やりがい
顧客である医師から「こんなシステムを構築してもらえると思っていなかった。期待に応えてよくつくってくれた」といった声をいただく機会も多く、自身のスキルや手掛けた仕事を通じて社会に貢献できている実感を得ることができます。さらに、X線画像診断システムや医療ITソリューション(PACS)など、すでにグローバルにおけるポジションや信頼も獲得しているので、ダイナミックなプロジェクトに携われる特徴があります。
きびしさ
私たちが開発するメディカルシステムは、人体に与えるリスクの程度によってクラス分けされた薬事対応(法対応)が必須です。国ごとに異なる薬事に対して、設計者と薬事担当者が連携をとり必要なエビデンスを提供していきます。特に新製品の開発では厳しい審査が想定され、あらかじめ開発スケジュールに組み込んで設計開発を行う必要もあります。
社員インタビュー
メディカルシステム開発センター
メカ設計担当/前職では主に生産技術を担当していました。内視鏡のメカ設計は様々な技術知識が要求される業務です。根本的な物理現象の理解と解析に加えて、これまで培ってきた機構設計や材料設計などの経験が生かせています。
メディカルシステム開発センター
エレキ設計担当/X線画像診断システムの回路設計を担当しています。興味があり自ら勉強してきたFPGAを使って設計業務を行っています。前職で主に経験してきた回路設計に加えて技術の幅が広がっています。
メディカルシステム開発センター
ソフトウエア開発/自分で手を動かしてAIプラットフォームの開発をメインに行っています。前職ではベンダーコントロール中心でしたので、先端技術に触れながら、自分の技術スキル向上が実感できています。